2008.01.13 18:31|Football|
ここ最近、千葉さんの移籍ニュースが香ばしいです。
主力選手がほとんど出て行きかねない状況なのはサポーターとしては辛い事でしょう。
選手がフロントを信用出来ないような発言も聞きました。
スカパー!のJリーグゲームの再放送でどこかと千葉さんのゲームを見たときに、
イビチャ・オシム氏の顔をモチーフにしたゲーフラがゴール裏にありました。
監督としてのカリスマ性をもったオシム氏が、その魂を選手に伝えることが出来ても、
クラブとして浸透するには在職期間が短すぎたのでしょう。
そう考えるとクラブとして継続していくことは本当に難しいのだと実感したのです。
その点、鹿島は幸いなことに上手くいっていると言えます。
強化部長などの体制がクラブスタート時とほとんど変わっていないこともありますが、
やはり根底に「ジーコ・スピリット」があることが大きな要因ではないでしょうか。
最後まで諦めない。
最大限の努力をして向上を目指す。
チームをファミリーとしてとらえ、結束していく。
言葉にすれば、こんな事が挙げられるでしょう。
だから、そんな中で選手として育ったヤナギが鹿島というチームに対してだけでなく、
選手個人として向上を目指したと考えたのも不思議ではありません。
むしろ当然のことなのだと思います。
サッカーダイジェストの記事でも
選手としての向上と鹿島への愛情の葛藤のあまり、
引退まで考えたという記述がありました。
昨日今日、思いついた事ではなく、それまで漠然としていた気持ちが
移籍志願という形になったといいます。
イタリアへ行く前に制作されたヤナギのDVD「Aの肖像」の中で、
ヤナギは「どんなにいいゴールを決めても満足できない。
もっと良い(ゴールの)形があったのではないか、と考えてしまう。」と
話していた場面がありました。
アスリートは孤独であるというけれど、彼もまたそうなのでした。
成果を果たしても、それは終わりではなく通過点にしか過ぎない。
その、ある種の虚しさを乗り越えるためには、努力を続けて成長した証を実感するしか術は無いはずです。
安住の地を捨て、あえて、厳しい茨の道を選んだヤナギ。
あなたの前途が豊かなものであることを、私は願います。
苦しくても辛くても引き返せない道を歩むことで、より素晴らしいサッカー選手となって欲しいと思います。
と、今になってようやく気持ちの整理がつきましたが、
ヤナギが鹿島を離れていくことについて、
私は頭の中では理解出来ていても、心が追いついていきませんでした。
主力選手がほとんど出て行きかねない状況なのはサポーターとしては辛い事でしょう。
選手がフロントを信用出来ないような発言も聞きました。
スカパー!のJリーグゲームの再放送でどこかと千葉さんのゲームを見たときに、
イビチャ・オシム氏の顔をモチーフにしたゲーフラがゴール裏にありました。
監督としてのカリスマ性をもったオシム氏が、その魂を選手に伝えることが出来ても、
クラブとして浸透するには在職期間が短すぎたのでしょう。
そう考えるとクラブとして継続していくことは本当に難しいのだと実感したのです。
その点、鹿島は幸いなことに上手くいっていると言えます。
強化部長などの体制がクラブスタート時とほとんど変わっていないこともありますが、
やはり根底に「ジーコ・スピリット」があることが大きな要因ではないでしょうか。
最後まで諦めない。
最大限の努力をして向上を目指す。
チームをファミリーとしてとらえ、結束していく。
言葉にすれば、こんな事が挙げられるでしょう。
だから、そんな中で選手として育ったヤナギが鹿島というチームに対してだけでなく、
選手個人として向上を目指したと考えたのも不思議ではありません。
むしろ当然のことなのだと思います。
サッカーダイジェストの記事でも
選手としての向上と鹿島への愛情の葛藤のあまり、
引退まで考えたという記述がありました。
昨日今日、思いついた事ではなく、それまで漠然としていた気持ちが
移籍志願という形になったといいます。
イタリアへ行く前に制作されたヤナギのDVD「Aの肖像」の中で、
ヤナギは「どんなにいいゴールを決めても満足できない。
もっと良い(ゴールの)形があったのではないか、と考えてしまう。」と
話していた場面がありました。
アスリートは孤独であるというけれど、彼もまたそうなのでした。
成果を果たしても、それは終わりではなく通過点にしか過ぎない。
その、ある種の虚しさを乗り越えるためには、努力を続けて成長した証を実感するしか術は無いはずです。
安住の地を捨て、あえて、厳しい茨の道を選んだヤナギ。
あなたの前途が豊かなものであることを、私は願います。
苦しくても辛くても引き返せない道を歩むことで、より素晴らしいサッカー選手となって欲しいと思います。
と、今になってようやく気持ちの整理がつきましたが、
ヤナギが鹿島を離れていくことについて、
私は頭の中では理解出来ていても、心が追いついていきませんでした。
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